売り切れって、関西だけじゃない？

ひさびさ、お好み焼きが食べたいなと思って、
#StayHomeだし、家で焼こうかなと思って、
近所のスーパーへ。

スーパーへ行く道すがら、ママチャリをキコキコと漕ぎながら、まだ材料も買ってもいないのに、なんとなく口の中にソースとマヨネーズの味がすでに想像されて、ちょっと唾液が湧き出してくる。

あ〜、昼だけど、ここはビールは外せんな〜なんてちょっとワクワク。間違いなく昼寝コースではないかと思いつつ、世の中は平和ではないが、この #StayHome のひとときは平和。

突然湧き上がってくるソースへの欲求。そしてマヨの酸味に対する渇望、そして花鰹が揺らめく姿への官能。たこ焼きではちょっと満たされない、広島焼きでもすこし軽るすぎる、ズシンと重量を感じる大阪のお好み焼きへの想い。

これを満たさなねばと、流行る気持ちを抑えつつ、店内に入るとまーまーの人。普段よりはちょっと少ないかな？どうだろう、ま、スーパーに買い物は、食料を確保するということでは致し方ないかと思う次第。トイレットペーパーも普通に売ってることだし、パニック的な感じはない。

入り口を入って、野菜コーナーからお惣菜へと続くスーパーが決めたお買い物導線通り順番に進む。まずはキャベツ、春キャベツなども並んでいるが、ここは普通のキャベツかな。学生の頃はフライパン一杯の分厚いのを５枚は食ってたな〜なんて思いつつ、今はキャベツ半分十分。

お魚コーナーでイカを眺めつつ、やっぱり僕は豚派だな、なぜか分からないが、ちょっとうなずく。そしてその確信を胸にお肉のコーナーへ。おー豚バラ。。。ちょっと脂身が多いのは好きじゃないな〜、国産と海外があるな〜なんて思いながらやっぱしお手頃価格のお肉を手にする。

さて、あとは紅生姜、卵〜とかごにいれて、最終いそいそと天かす、薄力粉のコーナーへやってくると、するとするとなんとなんと見たことがない情景が目の前に。

粉がない。。。。。。マジで。

こんな事があるもんだろうか。粉がない？それも小麦粉、薄力粉？、お好み焼き粉、たこ焼き粉、パンケーキ用。。。。ちなみに私はこの細分化した粉には否定的ではあるが、粉という粉が全部ないじゃないか。

この情景にかなりの気持ちに衝撃を受けたわけではありますが、結果的にこの日のお昼ごはんはどうなったかと言うと、このお買い物から考えて頂くとたどり着くかもしれませんが、「豚平焼き」ということになりました。

まったく、だれがこんなに買うねん？関西人は今日はみんな晩ごはんはお好み焼きなのか？もしかして粉って全部輸入なのか？色々なことが頭の中で錯綜するが、いろいろな今まで当たり前のように買えていた物が買えない、手に入らない、外的要因で自分でコントロールできないという状況で感じたのは「恐怖」。

コントロールできないことを「恐怖」と呼ぶ。。。。。そういうことか。

あ〜、も〜、お好み焼きが食べたい。

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