新しい時代がやってくる

人類は新しい局面を迎える。

Blow
Miles Davis

−　これ、けっこう飛ばせるアルバムです　−

人類はまた、これまでにもあったように、この狭い地球上での生存競争に勝利するという偉業を成し遂げるのであろう。

これまでも幾度となく繰り広げられてきた生存競争。人類は常に地球上で勝利してきた。そして、その期間が長すぎたせいで、地球上のすべての頂点に立ち、栄華を誇り、すべての物が自分の思い通りになってくるような、その生存競争そらからも、人類だけは卒業していた気になっていた。

しかし、現実はそんなに甘くはなかった。地球上に存在するものは、数億万年の過去から数々の生存競争にさらされながら生き抜いてきた。いや、ダーウィン的発想で言えば、たまたまその環境で生き残れてきただけであった。

そして、そんな中、人類は新しい文明、文化を幾度となく創ってきた。その構築してきた偉業に、素晴らしさに、自分自身で感動し、感銘し、油断していた。その油断のスキをついて、戦いを挑んで来たのが新たな敵、このコロナだ。人類は確かに油断していた。地球上に君臨していると思っていた。すでに地球上には敵はいないと思っていた。

しかし、それは全く間違っていた。生物、有機物と言うにはあまりにも単純すぎる構成をしてウイルスと言うものが、あまりにシンプルなものが、人類抹殺できると言うことが証明されたわけだ。現時点では我々は劣勢であることは間違いない。

しかし、人類はたまたま生き残ってきた生物とは全く異なる性質を有している。そう、人間はそんじゃそこらの有機物、生物とは異なるのだ。その危機的状況、その局面局面で「知恵」を使い、あらゆる努力を行い、生きるとことに執着し、生を求めて絶え間ない努力をしてきた。人類が現れる間での地球上の生物、有機物にはありえなかった方法で乗りきって来たわけだ。

必ず、今回も勝利する。
それが、宇宙で唯一、知性を持つ有機物、生物。人類の役割なのだから。

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