タコと未知との遭遇!!

GW中にこういう本を読みました。

タコの心身問題
頭足類から考える意識の起源


タコは海で出会ったときに、手を差し伸べると、足を伸ばして来るらしいです。

こちらが手を伸ばしているのに、足を伸ばしてくるという失礼については、お許しいただきたい。こういうところが、

こっのタコ、タコ野郎!

とイケてないやつに浴びせられる罵声の起源にもなったと思うんですが、まったく。今度会った時に、なかなか理解していただけないとは思いますが、コンコンと説教しておきます。

足と手が接触したときに引っ張るそうなんです。どうもそれは、餌にできるかどうかの感触を調べているとのこと。どうにか自分の巣となっている穴に引っ張り込めれば、ご馳走だ〜感じになるそうなんです。

確かに、女性の手を握って、引っ張ってみて、ふわっとこちらに寄って来てくれれば、ごちそうさま〜となるのは人間でも同じ。よくよく考えると、人間とタコの考えることはあまり変わらないことがハッキリわかります。

ちなみに、タコとは縁深い地域、関西に住んでいます。そう、タコ焼き。小さい時から家庭のお昼ご飯として、お三時として、晩御飯として、串(*1)とたこ焼き器を駆使して頂いています。

たまに家庭の事情もあって、タコの代わりに「ちくわ」が出撃してきたときもありますが、それはそれなりに美味しかったし、総じてたこ焼きです。
話をもとに戻しましょう。

ご存知の方は少ないかもしれませんが、タコ(頭足類)は保護色を使うそうで。敵を目の前にして、背景の色と同化するように自分の色を変化させることができるそうです。凄ご。

敵が目の前にいるのに、周囲の状況、自分の後ろの状況を確認して自分の色を変化させて見えにくくするなんて。ちょっと私はできないって思いますね。

どうも、タコって足にも視覚細胞やニューロンがあるらしく、ともすれば360度、いやそれ以上の立体的な視覚情報を脳みそで処理しているらしいです。
すご〜い。VR的な感覚で世界を見ているのかもしれませんね。

いずれにしても、人間とは一味違った高度な動物らしく、その進化の具合からみても、こういうような宇宙人がいてもおかしくないと。
確かに、プレデターも保護色を使ってました。

そう考えると、生き物の捕食者と捕食されるものの関係って微妙だなぁって感じます。

(*1)
たこ焼きをひっくり返す、あの先の尖った道具、どうも正式な名前がないようです。ネットで調べてみると「キリ」「ピック」「千枚通し」なんてでてきます。確かに昔から、「あれ取って」といていたような気がするなと。。。。
串でいいんじゃないですかね。金属だから串じゃないのかな?


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