すき焼きと牛丼の隙間

その関係には絶妙なる距離感があるのではないか。

牛丼専門サンボ
東京都千代田区外神田3-14-4 国際ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13006063/

東京秋葉原、知る人ぞ知る牛丼の名店。

頂いて見るとそこには焼き豆腐が。しかも、ご飯と牛は別皿。これではすき焼きとご飯を頂いていることにならないだろうか。

牛丼を一般庶民も食べれるようになってきた昭和の時代に、新興勢力である「牛丼」とこれまで鍋物界を席巻、君臨してきた「すき焼き」が、丼界の帝王カツ丼に説得されて、結んだと言われる紳士協定「すき焼き牛丼講和条約」。

これを牛丼と称して頂くのは。それに反しているのではないか。。。と、ドキドキして気が気でなく、頂いている間も気もそぞろである。
(この条約も名称の順序として、すき焼きが先か、牛丼が先かで交渉は難航して、1年以上、終結が遅れたと言われている)

どこに問題があるのかと言うと、前述もしたが「焼き豆腐」と「したらき」だ。この2つは牛丼チェーンのノーマル牛丼には入っていない。おそらくではあるが、大鍋でつくるといった時に潰れてしまうことと丼に盛り合わせる時にバランスが難しいことが問題でベンチ(具材)から外されてしまったと考えています。

この何でもない2つの具材。とくに焼き豆腐に関しては、あるだけで俄然高級感がアップするように思うのは私だけでしょうか。肉のほうが俄然、はるかに、なん倍も得点は高いのだけれども、その存在感は他を圧倒する焼き豆腐。それはまさにアベンジャーズの中でも最強だけどもあまり人気のないマイティー・ソーのようなものだと思います。

私はまだまだ修行不足で、すき焼きと牛丼の明確な違いをはんてんすることが難しいが、これからもJR西宮の駅前、松屋、吉野家、すき家が100m圏内の存在する牛丼トライアングルで修行に修行を重ねて、この問題に終止符を打つべく、日々研鑽いたす覚悟です。

いや、旨かった、ごちそうさま。

平和だったあの頃が懐かしい、2020/2、秋葉原にて。

牛丼専門サンボ牛丼 / 末広町駅秋葉原駅御茶ノ水駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5


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