これを考えた人は天才かな

主役を超える脇役がここにもいたわけだ。

あの名ドラマ「踊る大捜査線」のスピンオフドラマである 「容疑者 室井慎次」「交渉人 真下正義」のように主役を食う勢いの脇役がいたということなのだ。(その他に 「逃亡者 木島丈一郎」 「弁護士 灰島秀樹」「容疑者 室井慎次」 「警護官 内田晋三」 「弁護士 灰島秀樹」 「交渉人 真下正義」がありました)

脇役の実力を見極めて主役の座に抜擢することは非常に難しい。脇役は脇役であってこそ、その良さが生きてくるということもあるからだ。しかし、この脇役は主役になる実力を、誰にも悟られることなくその内側にマグマのごとく情熱をたぎらして来たわけだ。。。オニオン、そう玉ねぎ。

玉ねぎは常に脇役だ。これまで、玉ねぎが主役をとってきたことは非常に数少ない。更にに言うのであれば、姿すら見ない裏方であることがほとんどなのだ。カレーに玉ねぎが入っているのをお忘れではないだろうか。

微塵に刻まれ、なんだかよくわからないほどに痛め(炒め)つけられ、そして煮込まれてその姿すら見えなくなる。しかし、その味のベースとして最も大切な役割を引き受けている。こんなに実直で、素直で、縁の下の力持ち的な素材が合っただろうか。

しかし、私の知っている限りでは1回だけ。1980年代に吉本新喜劇で「ごちゃごちゃ言うとったら、しゃーきまっそー!よ、ワ~レ~」というフレーズで一世を風靡した室谷信雄さんが大人気だったときに玉ねぎは注目を浴びた。彼は頭がはげていたのでのあだ名が玉ねぎだったからだ。

どうだこのメニュー。まさに玉ねぎが主役、この為の特別メニュー「玉ねぎは、うまい」。なんと堂々だるものだろう。

写真も玉ねぎが大々的にアップ。名称だけは「ねぎだく牛丼」とちょっと誤解を生みそうな名称ではあるが、写真を見ればこれはもう疑う余地はあるまい。。。。。。と思った瞬間。

信じられないことが起ってしまいました。定員さんが持ってきたものはこれだったのです。

えーーー、どういうこと、玉ねぎ別盛りじゃんか〜。これでは主役の牛丼に玉ねぎが小鉢としてついている形になってしまっているではんないですか。

革新的だったあのスピンオフ思想はどこへ行ってしまったんだ。それ相当に準備して来た脇役が、主役の座を勝ち取る光景が今、目の前まで見えていたのに。

なるほど、、そうか、ひとつの会社の開発現場と幹部の隔たりが見えたような気がする。

吉野家の幹部中にはこうまでして牛の主役の座をを守りたい人がいるというわけか。玉ねぎなんかに主役の座を渡してはならんと。

この日曜日、会社の1番近所の吉野家さんで見た一瞬の夢がきっといつかすべての人にとって当たり前の現実となって現れるんだろうと思う。玉ねぎが牛を超えるときが、その時にこそ、そう淡路王国がこの関西を牛耳ることになるんだと思う。

淡路は、その古代の年表に刻まれてはいないが日本を制圧し、統治していた時代「玉ねぎ王国時代」が隠された日本の歴史としてあるのだ。淡路、そのほんのりとした色、香り、そしてその感性に現実を忘れるタイミングがあってもいいのではないかと感じます。


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