まずは酎ハイで。

「ままま、ま、ま〜、まずはビールでね、ね、ね。」なんて。

夜な夜な数多くの居酒屋さん、焼肉屋さん、中華料理屋さん、串カツ屋さん、鉄板焼き屋さん、豚串屋さん、お好み焼き屋さんなどなど、ありとあらゆる食事のお店で、当たり前にこのような儀式が執り行われてきました。なんか、脂っこいものをだすお店がおおいな。。。

それがジャパニーズスタイル。高度経済成長を続けて、日本酒や焼酎を飲んでいた日本人にやってきた炭酸入りのおしゃれな飲み物、それがビール。

そういえば、昔は炭酸飲料は貴重で、親戚の家でしか飲めなかったような気がするな〜。遊びに行ったらジュースが出てくる。プラッシーが△、三ツ矢サイダーは◯、コーラは◎、量はたったの190ml、あ〜子供ながらに貴重品!

本題に戻ってビールですが、瓶ビール時代を経て、生ビール、地ビール、クラフトビールと進化を続け、”グビグビ、クククっつ、っか〜、プハ〜” という日本人、日本のお店の当たり前になった訳です。ちょっと、一部のおじさんを日本人の代表にしているという指摘を受けそうな気もしていますが、ま、いいでしょ。

しかし、そんな中にも昔から「うちはビール置いてませんけど一派」が存在していました。この一派の主張としては「”とりあえず”というのはどういうことか!最初が肝心、”とりあえず”と気を抜くな」と、そういうことのようです。

この一派のフランス料理屋さんでは一杯目にはシャンパンを勧められ、この一派の韓国料理屋さんではマッコリを勧められ、この一派の東京上野のインド料理屋さん「カレーは飲み物」では、カレーを勧められてもしました。このお店では、生カレーと瓶カレーがあって、皆さんそれぞれ好き好きに毎日毎日グビグビやっているそうです。→嘘です。

最近は「ビールはちょっと」という方が増えてきたように思います。EXILE効果として「最初からレモンサワー(レモン酎ハイ)」とかいう若者が増え、ヘパリーゼ効果として「最初はしじみ汁」という年配者が増え、NHKの筋肉体操効果から「最初からプロテイン」からというタンパク質マニアも増えているようです。→妄想です。

最近、僕も「とりあえずビール」はやめよかなと考えています。大阪堂島にハイボール専門店があります。その名も「サワー専門店 梅田チューハイ35」。なんと、サントリーのサイトでは「サワー」と「酎ハイ」の違いを詳しく解説してるのに「サワー専門店の酎ハイ」として、”サワー”と”酎ハイ”をコラボさせてしまう店名には脱帽。

このお店、焼酎で有名な宝酒造が経営しているらしいんですが、確かに宝酒造の最近の缶チューハイの商品名は”焼酎ハイボール”。チューハイ、酎ハイ、サワーに飽き足らず、ハイボールまで取り込もうとするその姿勢には脱帽です。

いろいろな酎ハイが楽しめますが、その中でもお気に入りがこのお店限定「THE 酎ハイ」¥390、まずまずの強炭酸。脂っぽいものを食べても、さらっと舌を洗い流してくれる爽快さはビールの上を、さらには烏龍ハイの上を行きますね。

さー、シュワ〜が美味しい季節になってきましたね。
太陽の下でいただくのが一番美味しいような気がする。
汗をかいて、プシュ、トクトクトク、プハ〜。
メリハリつけていただこう。

サワー専門店 梅田チューハイ35
大阪府大阪市北区堂島2-1-36
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27103692/

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