人の趣向にどこまで対応できるのだろうか|本町 ふくしま
大阪肥後橋、ビジネス街のど真ん中。平日のお昼は戦場です。
人気、お蕎麦屋さんにでもなればそれはもう大変なもの。
注文を聞いて、それを給仕するだけで大変なはずなのに。。。。。。。
「おばちゃ〜ん、俺、ご飯にゴマなしな〜」
「おばちゃ〜ん、俺、シャケの冷たいの。レモン2個、汁ほとんどなしで」
なんだその個性のあるカスタマイズ注文は。スタバよりも細かい注文じゃないか。
しかし、普段のことのようにサラリと、厨房にそのカスタマイズを伝えると、間髪入れずにその品が運ばれてくる。
素晴らしい。なんて柔軟性のある仕事ぶりなのかと。
お昼の日替わりのそば弁当はちょっと手の混んだ品々が折り重なっって詰め込まれている。
まるで、家から持ってきたお弁当のように、焼き肉、エビフライ、卵焼き、ちくわの薫物、ソーセージ。
これって、私の世代のおふくろの弁当のおかずではないか。
しかも、豪華ラインナップ。こんなにオールスターで入っていたことはない。
そういう世代に向けた、都会の蕎麦屋はこれからも脈々とお客様の美味しいものを届けるんだと思う。
そのくせ、きちんと蕎麦湯も出てくる、正統派の味。
帰るとき、出口の近くまで来ると、お店の方がガラガラガラとお店の扉を開けてくれました自動ドア
おいしかったです。
ごちそうさまでした。
そば処ふくしま (そば(蕎麦) / 本町駅、肥後橋駅、淀屋橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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