秋刀魚

長い付き合いである、サンマ。

記憶の奥を辿ると、小学生に至る。
赤とんぼを見かけるようになって、長袖に衣替えをしたころ、晩御飯、母と二人で、小さなアパートの食卓に座る。当時、私は身長が低く、クラスの前から2、3番目だったと思う。生サンマを塩焼きが食卓に並んでいた。小学生の自分としては、お肉が食べたいのにサンマ。なんとも残念な食卓に思えた。しかし、その焼いている時のあのいい匂いはよく覚えている。

先日、伊勢行った時に秋刀魚の塩焼き頂いた。
近海の生秋刀魚だそうだ。そのお店は地元でも魚が美味いと評判のお店ではあるが、まさかここまでとは。まずは、立派な大きさ、秋刀魚の中でも威風堂々。これでも例年よりは小ぶりだそうだ。脂のノリはそこそこ、本当にちょうどいい、そして品のいいサラッとして、箸がすすむ。粗塩だろうか、その塩だけで旨い、いや、この塩だけがいい。身もさることながら小骨までが旨い。

そして最も驚くのが、腹わた。ここが一番美味いではないか。少し昔からサンマは食べれそうであれば、頭と背骨以外はいただくそうにしているのだが、ここまで旨いのは初めて。これまでとのものとは全く違う。おまけで腹わたではなくて、この腹わただけ食べたい。

旨味が凝縮されている。旨味、甘み、塩味、苦味、渾然一体。得も言われぬ味覚に感動。
季節の味覚に触れる、素晴らしい一瞬でした。


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