パンって、美味しいですよね。

僕は結構好きなんです。

ただ、好きなのはハード系のパン。いわゆるフランスパン。ただ、最近旬なハード系のパンはドイツパン、芦屋のお店は必見です。

この種のパンは小麦、塩、イースト、水だけで作られていて、油脂、卵、砂糖などは使用されていません。本来のパンなのかもしれませんね。まったく反対なのがアンパンマン。彼は正義の味方ではありますが、頭の中身から考えると、自分にもかなり甘い性格のはず。自分の身体から頭を引き裂き「さ、元気だして」と甘甘のアンコが入った顔を差し出して、それを食べろというすこし奇想天外なキャラです。もし私がそのような状況で顔を差し出されたら「ちょっと無理」と冷静にお断りすると思います

さて、ハード系のパンならなんでもウエルカムである。いただいてみましょう。そのままも美味いが、少しオーブントースターなどで焼いていただく。そ〜、”ぶぁばりばりぶぁばり”といただけるように、”ぶぁばりばりぶぁばり”に気持が高ぶります。でっかい口を開けて、”ぶぁばりばりぶぁばり”。

しかし、毎度のことながら口に入れる前に、少しの不安がよぎる。めっちゃ破片が、粉が、飛び散って床が大変なことになるのではないか、その破片が飛び散ってチャフとなりミノフスキー粒子散布と同じようにレーダーが効かなくなるのではないか、はたまた、破片が口の中に突き刺さり、血まみれになるんではないか。。。。そんな恐怖心を乗り越えて、勇気を出して、そのハード系パンに噛み付きます。

うっわー、予想どおりパンの破片が床にいっぱい降り注ぐ。まるで、秋を彩る紅葉の葉のようだ。ひらひらと舞い落ち、降り積もる。しかし、そんなことを振り帰っている暇はない。口にはフランスパンがほうばられている。今はこのパンを噛み切らなくては、窒息してしまう、ヨダレがタラタラしてしまう危険がある。そ〜、一度決意したら、もう後には引けない。

バリバリ、痛った、上顎に衝撃が走った。くそ、こんなところで立ち止まってはいられない、バリバリ、うぁ、またもや痛点に刺激が走る。痛った、舌にも突き刺す感覚が。しかし、この辛い時を乗り越えていかなければ、なにがなんでも噛み締めないと。この状況は打破するために、そして、かけがいのないものために。

その先には素晴らしい世界が待ってと僕は知っています。やわらかい、もちもち、それだけのパンでは到底到達のできないハード系パンの世界が。そう、人は困難に立ち向かってこそ、進化していく。その思いを胸にひたすら噛みしめる、”ぶぁばりばりぶぁばり”。その先にある”もぐもぐ”と楽しい時のために。そして、その境地に立ったときこそ、真の達成感を味わうことができる。そう、ハード系のパンとは、その達成感がすべてなのかもしれない。

あー、美味しかった。(*^^*)

【写真:本日の朝食:バケット 納豆トッピング】


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