イワシ 鰯
好きだ、さっくりふわふわのイワシフライ。
ほろほろと身がほぐれるいわしの煮付け、ギュッと身のしまった鰯の南蛮漬け、鮨、天ぷら、梅肉揚げ、オイルサーディン*、アンチョビ*ととにかく何にしても美味い。
それにしても、イワシって、生きている時も、食卓に並ぶときも並んで暮らすんですね。メザシになってもなんでいます。ちっさい時にシラス丼になれば、それはもうワイワイ暮らしている感じです。
水族館でイワシを見るイメージは、整然、団結 、協調、家族。まるで、水の中での集団演技、シンクロナイズスイミングのように、一糸乱れずにキラキラと鱗をキラめさせながら泳いでいます。
暗くなってから僕らに隠れて練習しているんだと思います。おそらく、バリバリ厳しいコーチイワシがいて、群れにハードなトレーニング、「ぜんた〜い、右向け〜右、左向け〜左。右！左！右！左！、こら、そこのイワ子ちゃん、一人だけタイミングが遅いわよ！！」なんて感じで、皆一斉に翻ります。。
空に鱗状の雲がたくさん並んでいれば、それはうろこ雲、またの名をいわし雲、秋の季語になっています。ちなみに、メザシって春の季語です。次のいわしイベントは2月の節分でしょうか。季節を感じて、暮らしていきたいです。
*サーディンはマイワシの油漬け、アンチョビはカタクチイワシの塩漬け
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