このセレクションが秀逸

め赤ホ蟹ちり串焼刺一。ま、そうは読まないとは想うけども、一瞬はそれかなとも想うほどの整然とした並びの四角感。

どーやったら、このセレクションになるのだろう。「一品」「刺身」「焼魚」「串焼」「よせ鍋」「ちり鍋」「蟹すき」「ホルモン」「赤だし」「めし」と居酒屋の一言では片付けられないほどのバリエーションの広さとそのお料理の雑多な感。

まぁ、たしかに、海鮮的だけども、それだけではお客さんも来にくいので、ちょっとはお肉的なものを入れときましたけども、正統派じゃなくてホルモンぐらいのほうが庶民的でいいかなとおもいましたけども、蟹がオススメなのであんまりホルモンは前面に出したくないんですけどね。。。的な。

そもそも「一品」という看板はどうなのかな。刺し身や焼き魚はは一品っじゃないのかと頭をかしげる。確かに鍋はセットになっているだろうから、わからなくもない。串焼きは何の串焼きなのか。寄せ鍋とちり鍋の違いは何なのか?「寄せ」でなく、「鍋」でなく、「すき」な蟹はどうしたらいいのか。

そして、めしはなんとも言えないこの看板の中にあって一人っきりすぎてどうしようもないぐらいの孤独感が気になってしょうがない。ほんとに辛いほど非常に立場がないというか、居場所を間違えているというか、蟹と一緒に並べられためし(白めし)の気持ちになってみていただきたい。

それはもう庶民派というか、その存在自体がめしだというめしが、赤だしとホルモンの壁があるとはいえ、蟹と同じメニュー、いやいやごくごく近所に鎮座させられているわけだ。もし私がめしだったらいたたまれなくて、赤飯ぐらいに赤くなっているだろうとおもう。せめてせめて、カニ雑炊の一部としてのめしにしてほしいと。

なんとも地方にラビリンスな居酒屋さんがまだまだあるんですね。楽しくなってきます。


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