スリスリならぬ、ツキツキとは

先日の阪急百貨店デパ地下2Fでゴマの実演販売をやってました。

販売されているのはツキツキ突きゴマだそうですが、ゴマといえばスリスリと決まっています。うん?、ゴマは煎ったりするからイリイリとか、ごま油を絞ったりすることもあるのでギューギューもあるんじゃないかとという声も聞こえてきそうですが、そういうのは超例外的です。特にサラリーマンの世界では悲しいかな、ゴマはスリスリと決まっています。

お客様にスリスリ、上司にスリスリ、部下にもスリスリ、奥様にスリスリ、お子さんにスリスリ、お店のおねーさんにもスリスリ、そんなスリスリはこの生きにくく、セチガライ世の中を生きていくにはお父さんたちの必須のスキルと言われています。

世の中で「ゴマをする」というのは自分よりも地位の高い人に合わせて相手を持ち上げたり、お世辞を言ったり、おべっかを使ったりして、なんとかよい印象を持ってもらって気に入られようとすることをいいますが、ゴマはそういう立場にあるということです。

なんたって、自分一人では料理になることができません。ごまみそといえば味噌が主役、ゴマサバといえば鯖が主役、ほうれん草のおひたしにパラパラ、主役のお野菜と和えられたり、いつまでたっても主役になれないことが悩みです。

ぱっと見た目でもわかるように、ちっさなっちさな、当然肝っ玉もちっさなやつであるわけです。しかし、その性格は至ってはっきりしていて、白か黒のどちらかしかありません。主役になれないのは、グレーな関係が許せない、そういう性格も影響しているのかもしれませんね。

ところが最近、ここんとこゴマが主役の食品が出てきたのです、それも健康食品で。そう、よくTV宣伝をやっているサントリー食品のセサミンです。その名前も、(ゴマ=セサミ)+ンというそれはもうゴマそのものの名前ではありませんか。

サントリー食品では発売前に「ゴマルン」にするか、「セサミン」にするかの経営判断を下す幹部会議が行われたそうですが、6:4でセサミンになったという風の噂を聞いたという噂をしていた友人の孫のおじさんの兄弟が話していたというネットの記事を読んだような気がします。

さて、このデパ地下全体にゴマのいい香りがたちこめ、おばさまがたが「ゴマは体にいいのよ」とワイワイガヤガヤ言いながら行列をなしておりました。たしかに、昔からこのようによく言われたものですが、これもセサミン効果もあるのでしょうね。

僕も購入したかったのですが、その列に並ぶ勇気がなく断念しましたが、やっぱり買っとけばよかったなぁ〜。どうも京都のお店だからそっちに行ってみようかと考えております。

それにしても、「おひとりさま15袋まで」って、多分1袋200gぐらいはあったと思うので、そんなに(3kgも?)買う人がいるのかという疑問は払拭されないままですが。。。。。。


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