土用の丑の日は鰻
毎年の恒例行事として、初夏のこの時期に豪勢な鰻をいただく。
そんなことを季節の恒例行事をしてきたわけだが、今年はなんとなく盛り上がりに欠ける。それもそのはず、まだ梅雨が開けていないからだ。そう、今日も曇天でチラチラと雨が降るタイミングもある。
雨には鰻は似合わない。鰻は夏!、鰻はガッツリ!、鰻はスタミナ!。そう、鰻を食する行為はどんな食事をするときにも増して、活気がなければならない。
「鰻丼!」「鰻重!」
ほら、なんとなくその単語の後ろには!(びっくりマーク)をつけたい気がしてくる。そして、そんな食事を頂いたことに誇らしく、ちょっと胸を張って、堂々と街中を歩きたくなる。そして、歩くときには爪楊枝なんかでシーハーシーハー言いながら下品な感じで歩きたくなる。さらには、べらんめい口調の江戸っ子になった感じでハッピなんか着て、はしごに登りたくなる。
学生時代、晩御飯に鰻丼がよく出ていたような気がする。おそらくその原因は、慌ただしく職場から帰ってきた母が炊いてあったご飯の上にポンと乗っけてタレをかけるだけで、腹減った〜と叫んでいる食べざかりの高校生に、ごちそうを提供できてしまうということだろうと思っている。
今年は豊漁らしくて、ちょっと安心したが、去年などはもう鰻が食べられないなどという噂も広がったぐらいに、高級なものになてしまった。代用品として、ナマズが研究されているらしいが、味が一緒であればいいのかというとそうでもないような気がする。
是非、安易な方法に偏らないで、ナマズを鰻に近づける研究ではなくて、鰻がどのようにすれば成長して、増えるのかという研究していただきたいと説に思う次第です。
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