すき家の料理人

早い、効率的、先見性のある動き、そして、一刻も動きを止めない。

こういう動きはどこで身につけたんだろうか。

僕はいつもJR西宮の松屋に行くのだが、たいていは厨房の見える場所に腰掛ける。その理由は、その調理場の方々の動きが素晴らしいから。いろいろな方がその調理場に立つが、どの人が立ってもその動きは素晴らしい。

注文が入ると、厨房の中にあるディスプレイに注文が表示される。しかし、カウンターの方からは追いかけるように確認の注文の掛け声が。「牛丼あたま大盛り〜」、そしてそれに答える返事、「承知しました〜」

次から次へと注文が入ってくる。松屋は牛丼はもとより、焼き肉も炒めたようなものもあるから厨房での作業は複雑を極める。カルビの薄いお肉を焼きながら、ゴロゴロチキンの鶏肉を炒めながら、電子レンジでハンバーグにかけるデミグラスソースを温め、牛丼のご飯を盛る。その流れるような動きには、いつも惚れ惚れする。無駄がない。そして、タイミングを見て、皿をささっとすすいで、食洗機の中に投入する。

さらには、調理が終わってお客様が入ってこないタイミングには換気扇のダクトの掃除に突入ときがある。今、掃除しても次の調理で汚れてしまうという換気扇のダクトを。衝撃的だ。

松屋ではカウンターの人と調理場の人が、無駄口を聞いているのを聞いたことがない。カウンターの人も少しでも時間が開けば、次に注文されるであろうサラダを盛り付けたり、味噌汁のお椀の中に、フリーズドライの具を入れたりするのだ。

そして、そんな忙しい中でも、「いらしゃいませ〜」「ありがとうございました〜」お客様への挨拶を忘れない。ほんとに素晴らしい従業員の方々とバックアップしている企業に、いつも感謝して、そして感動している。ありがとう。


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