サンドウィッチに憧れて

サンドイッチではなくて、サンドウィッチです。

ジューシーズ ラボラトリー
大阪府大阪市西区靱本町2-6-15 1F
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パンにはさむ、それだけでなにかいつものおかずがドキドキワクワクするものに変わっていく。パン系のものにはさめば良いというものではなくて、食パンが必須。なんたって、サンドウィッチ伯爵が考えたサンドウィッチなのだから。。。。。
あ、これあんまり意味ないです。

子供の頃は、今のようにハード系のパンなどは少なかったので食事のパンといえば食パンが主流。ま〜、だから「食パン」という説もありますが。4枚切りのパンを焼いて色々なおかずをのっけて食べるのが大好きでした。4枚切りと言うのが大切で、とにかくパンが分厚いのがなんとなく豪華で、うれしくて。しかも、よく食べる時期だったので、学生時代は4枚切りを4枚は食べていました。

そういえば当時、パン屋さんに行くとその場でスライサーで4枚に切ってくれていたような気がする。。。というかでっかいパンから4枚切り出して、ラッキーだったらでっかい塊の端っこももらえたような気がするな。かなり怪しい記憶ではあるが、西宮のパンの老舗、木村屋パンさんでは。

のっける具材は目玉焼きやハム、ゆで卵をスプーンでチャカチャカ潰したもの(関東系たまごサンド具材)や胡瓜の薄切りのマヨネーズあえ。食パンの上におかずをのっけて、のっけてと思うと期待感でワクワクが止まらない。しかし、焦ってはいけない。1枚目と2枚目をどんなん感じで味を変えて楽しむかを計画を立てていかないと4枚でこの全てのおかずの真髄を引き出して楽しむことができない。朝からテンション上がる上がる。

そんな週末を毎週毎週、平穏に暮していたわけではあるが、ある時、親戚の家に行って、朝ごはんをいただく時がありました。出てきたのは8枚切りの食パンとおかずたち。すこしガッカリだった。「あー8枚切りか、食感のボリューム感が少ないんだよなぁ。」ただ、郷に入っては郷に従え、まーまーと思いながら食卓につき、朝ごはんを頂くことに。

しかし、そこで衝撃的な現場を目にすることになったわけです。

親戚のお兄ちゃんが、軽く焼いた薄い8枚切りのパンの手前の半分に関東系卵サンドの具材をのっけました。半分だけ?不思議に思っていると、それ上手にパンの真ん中からパッキと2つ折にしたのです。おーーーー!!、まるで手品です。具材が半分しかのっかっていない寂しい薄ぺったいパンがあっという間に魅力的なサンドイッチに変身したわけです。

のっけ文化したなかった私には、それは衝撃的な光景でした。薄手の8枚切りを選択している理由はそこにあったのか〜、8枚切りが2枚重なって4枚切りのボリューム感。そして。パンの間に具材が挟まった幸福感。このときが、私のサンドイッチファーストコンタクトだったと記憶しています。

食パンを半分に折って、目玉焼きをはさむだけで、なんとなくおしゃれで、それでいて卵の黄身なんかが流れ出てきて、食欲をそそる、パワフル。サンドウィッチはパンを焼かないことも多いようですが、私はパンは焼くタイプが大好き。サンドウィッチを食べている人を見ると、今でもちょっと大人な感じがします。

行楽と食の秋、サンドウィッチとともに紅葉を観にお出かけでもしますか。


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