チャーシューとは焼豚だけにあらず。製法にこだわるな。

突然ですが、チャーシューを作ってみました。

東海林さだお先生の名著「豚の丸かじり」文春文庫において、チャーシューの美味しい作り方がP68から「簡単チャーシューの作り方」というお題で記載されています。当然、先生を崇拝する私としては、その記載されているままにチャーシューを作ってみるわけです。そして、その結果から申しましょう。

それは、もう、めちゃ、旨〜んまい。

チャーシューというシンプルな料理においても、クックパッドなどのネットなどを見ると、あれやこれやと手間のかかるものが大半です。しかし、私が目指すは「男の料理」、Simple is best。そこで、この先生のレシピに惹かれたわけです。

① 豚400gのブロックを購入(部位はどこでもOK)
② 鍋で40分茹でる(お箸がすっと通ればOK)
③ 醤油に20分漬け込む(必ず醤油のみ)
④ 美味しくいただく

たった、これだけ、と感嘆するシンプルさ、素晴らしい。そして、これが美味かった。先生の本にあったように、生姜やら、八角やら、ハチミツやらを、ちょこっと入れたくなるわけですが、これを先生の教え通りにぐぐっと諦めて作ってみて正解だった気がします。

茹でるのはパサパサになったりしないのかなと思っていたのですが、これが逆にモッチとした食感に仕上がって○。
醤油だけでは単純に塩しょっぱい感じになるんじゃないかなと思いましたが、これも豚の脂と醤油が絡み合ってまろやかで○
シンプルだけど非常に豚の旨さを引き出すことになって○。
と、三重丸○○○の評価となりました〜。

今回は全てにおいて凝らず作ってみるということで、醤油も一般的なスーパーで売っている生醤油というやつを使ってみたんですが、もしかしたらここはちょっと気張った醤油にしたほうが面白いのかもしれませんね。2種類作って、味比べでもしてみるかな。

しかし、チャーシューって日本語にすると「焼豚」?今回は茹でた訳ですし、どこのラーメン店でもたいがいは醤油などのつけ汁で煮込んで作っています。これをチャーシューといっていいものやら、いけないものやら。まったく謎は深まるばかりですね。


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