魂で回せ
ドキドキする。
熱いものを握り締めながら、いつもそう思う。
俺は今日も成功するのか、毎日が勝負。
全てを残さず解決することができるのか。
1つでも残すと後々の始末が面倒なことになる。
そんな緊張感が身体を走る。
それは、入念な準備から始まる。
振って振って、もういいか、自分に問いかけ
その合図を待つ。「よし、今だ」
地獄の蓋を開け放つ！
今日もまた、始まった。
事の始めは順調、いつもの如く。
回して回して、流れるように、スームズを心がけて
引っかからないように、次々こなしていく。
ここ中盤が勝負どき。
慎重にいけ、焦るな、自分を信じろ、きっとやれる。
もっと回せ。流れにのせるんだ。
そして今日も静かにやり終えた。あとは結果待ち。
本当に最後の１つまでやりきったかの覗き見る。
よし、完璧だ、ひとつの残りもない。
１日のホッとした瞬間。
今日の自分を振りかえってみる。
小さな成果だけれども、一人でやり遂げた。
自分で自分で褒めてあげたいとおもう。
「缶のコーンスープのコーンをひとつ残さず飲みきった。」
スープがなくなってから、缶の中にコーンが１ツでも残ってると
も〜ホント出てこないんで、も〜ホントたいへん。
冬ならではの楽しみの一つだ。 (o^^o)
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