「のり弁」、それはぼくのソウルフード

「のり弁」、それはぼくのソウルフード。

学生時代、バイクを買う為に毎日毎日バイトしていた。
お金がないのでこれをお昼ごはんに毎日のように食べていた。
それが「のり弁」、たまに浮気して「かき揚げ丼」
どちらの¥290だった気がする。

安っぽい真っ白な容器のフタを開けると、うわっ!!
真っ黒の海苔のうえに鎮座するオカズオールスターズ。
たった5つのオカズに心が踊った。

◯先鋒、さくら漬け。
はじめにいただくと、酸味がさらに食欲を増し、お口の中が唾液で満たされるのがわかる。そのきれいなピンク色で色気のない弁当に華を添えた。

◯次鋒、きんぴらごぼう。
流石小技のきくやつ。味が濃いのでご飯によく合う。歯ごたえのないオカズの中で唯一シャキシャキ感を取り入れた知恵者でもある。

◯中堅、海苔、オカカ。
ご飯は大盛り。この海苔とオカカがあるので、オカズがなくなっても安心、気持ちもおおらかに白身魚のフライにかぶりつくことができた。
その大きな海苔と散りばめられたオカカの包容力に、そう父親の背中を感じた。

◯副将、ちくわの磯辺揚げ。
天ぷらでなく、磯辺揚げというのがニクイ。さらっとかけた醤油と青のりの香りが鼻をくすぐり、これからやってくるであろう主役登場を大いに盛り上げてくれた。まさにの助演男優賞だ。

◯そして、大将、白身魚のフライ。
ほっ◯ほ◯弁当なので、白身魚のフライは揚げたて、あっつあつ。それに、確か当時、まだマクドのフィレオフィッシュでしかいただけなかったタルタルソースが袋でついていて、それをかけていただくのがうれしかった。

「おばちゃん、タルタルもう1袋ちょーだい。」
ホントはそうお店の人に言いたかった。しかし、それは超えてはいけない一線。当時、あぶなくその一線を超えそうになる自分を諌めるのが精一杯だった。

シャキシャキ、サクサク、そしてタルタル、それは至高の一品であった。

しかし!!

今日、東京駅でみた紀伊國屋の「プレミアムのり弁」

みよ、このシャケを。。。シャケ?
あら、シャケ弁じゃんか、間違ってんな。ま、いいか。
この分厚いシャケをいただけるブルジョアな方々がいるのが羨ましい。

ハングリーさが帰ってきた。
心に誓う。
僕もいつかはきっと。


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