まさかハンバーグを選ばないよね

カラアゲとハンバーグがランチのメニューにあった時に。

男ならハンバーグは選ばないよね。。。って話です。そんな時にハンバーグを選ぶ男はなんとなく嫌いだなぁ。きっと友達にはなれない、そんな気がする。

男は黙ってカラアゲマウンテン!!なんかそんな気がしませんか。

カラアゲは男らしい、ハンバーグはめめしい。仲間と一緒に明るく楽しく喋りながらガツガツと食べるカラアゲ、ひとりで暗いお店の中で楚々と食べるハンバーグ。サクッと歯応えを感じるカラアゲ、歯応えのないハンバーグ。ぐびぐびビールと似合うカラアゲ、よく合うアルコールが想像できないハンバーグ。はしで食べるカラアゲ、フォークとナイフでいたいただくハンバーグ。からあげ↑とテンションの上がるこのフレーズ、ハンバーグ↓とテンションの下がるこのフレーズ。でしょでしょ。

とは言うものの、ハンバーグが嫌いなわけではありません。30年前、びっくりドンキーは当時関西には店舗が少なく?夜中に車を飛ばして、神戸から堺まで通っておりました。あくまで!!唐揚げと比べた時に、その比較として!!、男子たるものは!!、カラアゲではないかということです。

「カラアゲ」

なんと素晴らしい言葉の響き。金色や小麦色でキラキラと油が輝くその姿を想い浮かべると幸せな気分になるではないですか。外がサクッと、油の香りを鼻に香りを残しつつ、ゴツゴツとしたその外見からは想像もできない中の鶏肉のしっとりさ、ジュ〜シ〜。そして、それを積み上げると、マウンテンをいう想像を絶するような素晴らしい景色を私達に見せてくれます。なんと素晴らしい料理。僕は塩コショウが最高だと思っています。

それに比べてハンバーグは、見た目は全体的にボテッとしていていて。茶色一色。その辺に落ちていたら岩と間違えそうな外見です。確かに、肉汁は美味しそうにジュージューやっているものもありますが、それはせめてもの悪あがき。また、作っている素材も外も中も同じ素材ですから、食感などにそんなに違いはありません。本来であれば、こんなに人気のある食事にならなかったはずです。

このハンバーク人気を作ったのは、あのハンバーガーチェーンではないかと言われています。そもそも洋食屋さんの片隅にいたハンバーグを、ハンバーガーと、ERつけただけで、そのイメージはアクティブにして、お供にケチャップ、ピクルス、バンズと従えてファーストフーズの王者に成り上がっていきました。まさに安室奈美恵だけでは大成せず、with スーパーモンキーズとなった途端にブレイクしたようなものです。

その点、カラアゲは孤軍奮闘。いつも一人で戦っています。ケンタッキーがやってきたときに、ハンバーグに加勢したマクドのような味方なのかと一瞬期待したのですが、私はフライドチキンだということであっさり袖を振られました。チキン南蛮も、キミはなぜカラアゲ南蛮ではないのか?、あえてのチキンというカラアゲ色のない名称を使われてしまいました。

この孤軍奮闘ぶりも男の気持ちを揺さぶる。職場で、学校で、スポーツで、社会で、いつでも男は戦って戦って、コテンパンにやられて、それでも立ち上がって、また1から頑張って浮き上がってくる。まさにカラアゲも揚げられて必ず油面に浮かんでくる。決して沈まない、必ず浮かび上がってくる。その素晴らしいバイタリティに心打たれる。

さて、今日は王将でカラアゲとビールにしようかな。


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