スープなカレーにしてくれ

うぉんちゅ〜、俺の肩を抱きしめてくれ〜、生き急いだ男の夢を憐れんで。。。。by 南佳孝

フジヤマ コウタ
大阪府大阪市中央区東高麗橋4-9 双葉シティプラザビル 103
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27087235/

スープカレーを舐めとりました。

スープカレーって、どうしてもカレーをスープや出汁で伸ばして食べるものというイメージが合って、薄いカレーというイメージがあります。カレーを頂きたい時はどっちかというとガッツリ系なのでスープカレーは今まで敬遠してきました。しかし、コチラのスープカレーは他のそれとは一線を画す素晴らしい美味さでした〜。それに、このカレーには、なんと斬新なことに、米麺まで入ってるんです。。。。。

ということは、カレーの麺入り?

いやいや、それは「カレーラーメンと白ごはん」と言うこともできるのではないでしょうか。これは一大事なわけです。ここにB級グルメ界の横綱のラーメンとチャンピオンのカレーがタッグを組むことになったわけですが、その合体したときの名前の前後については、かなりひと悶着もふた悶着もあったようです。

今では、一般的には麺とカレーを一緒にいただくものを「カレーラーメンと白ごはん」とか「カレースパ」とか称しているわけですが、こちらのお店では「スープカレー、麺入り」と表現されているわけです。確かに”ラーメン”なのか、”カレー”なのかは、ラーメンの団体とカレーの団体の間のは主導権争うが発生しそうな話で、もちろん大きく意見が別れたようです。

楽山
大阪府大阪市中央区平野町4-6-2 大阪屋新横堀ビル 1F
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27017929/

これまでもラーメン業界ではその名称について、色々んあ戦いが繰り広げられてきました。そして、今は2つの派閥に集約されています。1つは、過去一世風靡した札幌ラーメンや博多ラーメンのように地方の名称を商品の頭につけるという「地方+ラーメン」という体系派の「全日本ご当地ラーメン協議会」。そして、もうひとつは味噌ラーメンとか豚骨ラーメンなど、スープの味を商品名の頭につけるという「味+ラーメン」という体系派で、その名称を「新日本ラーメン味覚党」です。

最近、新しい集まりとして注目されているのは、「***系」という「煮干し系」などというもーどこまでがその範囲かわからないようなものや、「横浜家系」という地方なんだか、どっかのお家なんだかわからないような「系」ブームであらゆるものをその手中に収めてきている、「系−1グループ」があります。

ただ、この3団体に関してはラーメンということでは協力して、一大勢力を謳歌しているのですが、ここに来て、その牙城は崩れつつあります。その一つに「つけ麺」があります。ラーメンではないという主張がこの商品名には込められています。過去からいうと、チャンポンに始まり、このつけ麺で昇華しようとしているラーメンレジスタンスには今、風が吹いています。「担々麺」「酸辣湯麺」「台湾混ぜそば」ありとあらゆるラーメンに類するような麺類がラーメン業界、協会から脱出していっているのです。

今、まさに戦国時代!この群雄割拠な麺業界については、これからも注意深く見守って行く必要がありますが、カレーまでもがその牙をむき出して来たことは大きなマイルストーンになるのではないでしょうか。


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